か行【き】

(共通語=>出雲弁)

【き】 出雲弁
聞いた風な きこえたやーな
《名》木苺(きいちご) さがーえちご
《名》黄色のざらめ糖 きざら
《名》木馬(きうま) きんま
記憶がはっきりしない あどがね
気が狂ったように怒る せける
気が急く人、せっかちな人 せわしなじん
気が遠くなる 気が絶えー
気が遠くなる、めまいがする じらじらがつく
《慣用句》気が向いたように〔1〕 おとんばなのむいたやに
《慣用句》気が向いたように〔2〕 おととはなのむいたやに
気が向く はながむく
気が向けば、気ままな はなほーだえ
気軽に立ち回る しりがかるい
危機一髪 かたはじ
(イガの中に実が一個しか入っていない)奇形の一個栗 ひょんぐり
《慣用句》機嫌を損ねる〔1〕 はながこげー
《慣用句》機嫌を損ねる〔2〕 はながそれー
記号の「×」のこと、ばつ〔1〕 かけ
記号の「×」のこと、ばつ〔2〕 しめ
〔鳥〕山鳩(キジバト) ててっぽっぽ〔2〕
〔魚〕(春先の)寄生虫のついたブリ(鰤) みみずぶり
《名》キセルタバコの吸い殻〔1〕 ほく
《名》キセルタバコの吸い殻〔2〕 ほくそ
汚い〔1〕 きちゃね
汚い〔2〕 きちゃんなまし
〔幼〕汚い〔3〕 ちゃ(ー)ない
〔幼〕汚いもの、不潔 べべ〔3〕
几帳面な きじょー
きちんとしない、ちゃんとしない ずぃくだれこむ
(体が)きつい、(マラソンなどの後で)息苦しい(感じ) せつい
ぎっくり腰 きんよりごし
ぎっしり、隙間なく詰まる ぎっちぎっち
〔植〕キツネノボタン こんぺとぐさ
来てください〔1〕 ござっしゃい
来てください〔2〕 ごだっしゃい
機転をきかす こざまわす
祈祷する おがむ
《動》気取っている〔1〕 ぶっちょー
《動》気取っている〔2〕 ぶっとー
気にかける、心配する かいにかける
木の枝を切って丸裸になった様子 ずんべらぼー
気の利いた形容、はきはきとする形容〔1〕 しゃんしゃん〔2〕
気の利いた形容、はきはきとする形容〔2〕 しゃんこしゃんこ
木の切株 きりかぶた
キノコ、茸 たけ〔1〕
キノコの総称 さざんぼ〔1〕
木のささくれ しばり
木の先端 おらぼ
〔植〕木の実の一種 くゎんし〔2〕
木の燃えさし、燃え残りの薪〔1〕 たきさし
木の燃えさし、燃え残りの薪〔2〕 たきくさし
気恥ずかしい、(気持ちが)くすぐったい しーこそばし
(動物が)牙を剥いて威嚇している状態、出っ歯で醜い様 はごめ
気分が悪い〔1〕 きしゃがわり
気分が悪い〔2〕(感情を損なう) けったくそわるい
気分が悪い〔3〕 きしゃくそがわり
希望される しょのまれる
気味〔1〕 きびた
気味〔2〕 きびたね
気味〔3〕 きみた
気味〔4〕 きんちゃ
肝が太い 肝がふて
気持ち ここーもち
1(身体的や精神的に)気持ちがよい
2(憎いやつが困ったときに)痛快な、小気味よい
きさんじ
気持ちが急く きぜわし
着物〔1〕 きーもん
着物〔2〕 きもん
〔幼〕(子どもの)着物 あっぽ
着物などに表面から、簡単に切り布を当てた継ぎ物 かすまつぎ
着物の裾を引きずりそうに長く着ていること じょぼたれ
奇妙な、不思議な きたいな
逆上する、血が頭にのぼる かしらへちる
客間,奧の間〔1〕 おもてのま
客間,奧の間〔2〕 おもて
客間,奧の間〔3〕 かみのま
客間の次の間、通りの中央の間 なかのま
逆流すること さかみずがはしる
脚力〔1〕 あしのかね
脚力〔2〕 あしがね
脚立〔1〕 やせんま
脚立〔2〕 じゃじゃうま
脚立〔3〕 うま
脚絆(きゃはん) けはん
ぎゃふんと言わせる ぎったぎったいわしぇー
キャベツ かんらん
やいと
急、不意 だまし
ぎゅうぎゅう詰め せこちんじょー
窮屈だ、自由がきかない、不便、じれったい おじ(ず)ない
休憩〔1〕 たばこ
休憩〔2〕 いっぷく
休日 やすんび
急所 やくどこ
球状の物 ばんば
旧正月 きーしょがち
急須 きびしょ
(大霜で天気の良い朝が)急な天気崩れ しもおれ
急に〔1〕 あただね
急に〔2〕 あただくただね
牛馬舎(の入り口の頑丈な木製の)開き戸 じゃー
急流、瀬、水の落ち込む淵 どんど
旧暦12月1日の膝塗り行事 ふざのり
旧暦2月1日 ひてーしょーがつ
旧暦6月15日 れんげ
器用 てばえ
強意の接頭語 おと
《名》器用者、やり手 てしゃ
今日この頃、こんにちの時代、今日現在 きょーのひ
《動》恐縮する〔迷惑する〕 めいわくする
行書体風に書くこと(もつれ書き)、くずし字 もちーがき
強制する せる〔4〕
兄弟〔1〕 おとで
兄弟〔2〕 おとどい
ギョウ虫、 こむし
共同、共有(仲間) なかま
(どぶさらいなどの無料勤労奉仕等)共同のための仕事 てんやく
器用な こーしゃな
(地区住民だれでも自家用薪炭を採取できる)共有林 のやま
行列(して練り歩く祭りの民衆芸能) にわか
虚偽、騙し くぁせ
極限、限り、骨頂 さいはて
極端 どはいし
極端に大きい じなし
去年 さきどし
(鯉や鮒の)魚卵をまぶした糸づくり こもちり
キョロキョロ〔1〕 きろきろ
キョロキョロ〔2〕 きょんろきょんろ
キョロキョロ〔3〕 きょろんきょろん
嫌う、びっくりする そぶける
気楽に こらくね
きりがないこと じごなし
切り株 かぶた
(ハサミで)切り刻む ちんちゃくる
切り傷のあと きっぽ
キリギリス ぎーし
キリギリス ちょんぎーす
ギリギリ、歯を食いしばるさま ぎりんぎりん
(髪を、爪を)切る つむ〔2〕
(野菜等を)切る はやす
(繁雑な物、場所が)綺麗 くぁれん
きれいさっぱりと、痛快に きれきさんじね
切れる、(我慢が限界に達して)理性的な対応ができなくなる おこす
気を使う きちかー
気をつかって頂かなくても おかまえなさいでも
筋肉痛 みいり
〔昆〕ギンバエ(クソバエ) せんちぼんぼ
(農業用語で)金肥(きんぴ=金で買った肥料=化学肥料の意)の訓読み〔1〕 かなごえ
(農業用語で)金肥(きんぴ=金で買った肥料=化学肥料の意)の訓読み〔2〕 かねごえ
(農業用語で)金肥(きんぴ=金で買った肥料=化学肥料の意)の訓読み〔3〕 かいごえ
勤勉に働く人 がんじょぼー

 

 

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